2012読んで面白かった本

  • 投稿日:
  • by

2012年度、100冊読んだので面白かった本を10冊選んだ

読んだ順

ヒトクイマジカル<殺戮奇術の匂宮兄妹>
朽ちていった命―被曝治療83日間の記録
武器としての決断思考
ブレイズメス1990
悪の教典
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記
たったひとつの冴えたやりかた
パイロットフィッシュ
ZOO
13歳からの作文・小論文ノート

2011年度 読んで面白かった本

  • 投稿日:
  • by

2011年度、100冊読んだので面白かった本を10冊選んだ

読んだ順

 

クビシメロマンチスト
ボトルネック
100回泣くこと
モダンタイムス
GOTH
文学入門
イノセント・ゲリラの祝祭
そうか、もう君はいないのか
さおだけ屋はなぜ潰れないのか

2010年度 読んで面白かった本

  • 投稿日:
  • by

 

2010年、100冊以上、読んだので面白かった本を10冊選んだ

読んだ順

 

高慢と偏見
父の詫び状
クビキリサアイクル
ノルウェイの森
流星ワゴン
グレート・ギャツビー
そして誰もいなくなった
ブラックペアン1988
氷菓
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

「マクベス」ウィリアム・シェイクスピア

  • 投稿日:
  • by
小説の基本情報 マクベス (光文社古典新訳文庫)表紙
マクベス (光文社古典新訳文庫)
ウィリアム シェイクスピア
光文社
発売日:2008-09-09
定価:¥ 540
231ページ
アマゾンで詳細を見る

感想文コンクールに応募した。
久しぶりに400字詰めの作文用紙を使った。
久しぶりに鉛筆で文字を清書した。

今回、ちゃんと書こうとして苦労して気がついたのですが、
今まで書いた感想文は
テーマにそって感想文を書いているより、
箇条書きだったなぁと思いました。

特に、なぜ本を読んだかの理由と、
本の感想にあまりつながっていない。

本を読んでも感想が書けないので、
ここの感想文は箇条書きの傾向は続くだろうけど、
つなげようという意識は持とうと思いました。

来年も年齢制限なしであったら応募しよう。

(マクベスの)書評(10点中) 4点

僕の書いた感想文に点数をつけたら2点以下だけど・・・

小説の基本情報 読書感想文がラクラク書けちゃう本―宮川俊彦のオタスケ授業 (日本一の教え方名人ナマ授業シリーズ)表紙
読書感想文がラクラク書けちゃう本―宮川俊彦のオタスケ授業 (日本一の教え方名人ナマ授業シリーズ)
宮川 俊彦
小学館
発売日:1999-07
定価:¥ 893
175ページ
アマゾンで詳細を見る
「感想文コンクール2009にむけて」

2009年度、光文社の感想文コンクールには、「一般(年齢制限なし)」とでかでかと書かれていた。
去年、一般部門で年齢制限があると罵った手前、今年は出そうと思って読書感想文の勉強することにしました。

で、
一般部門の課題図書とその第一印象。
1.アンナ・カレーニナ
→長い
2.黄金の壷
→短編だが、内容を知らない。去年のゴーゴリと同じで書けない危険性がある
3.カラマーゾフの兄弟
→大学時代に登場人物の名前が長い上に覚えられなくて挫折した小説。
4.善悪の彼岸
→大学の小論文みたいな無機質なやつなら出来そう。(簡単に立ち読みすると、面白くない)
5.罪と罰
→既読。実はブログ用にあたためている感想文はあるが応募できるような内容ではない。
6.マクベス
→読んだことはないが、ストーリーはなんとなく知っている。

いまのところ
マクベスが有力

ともかく、感想文の勉強をしようということでこの本を読みました。

感想文には3つの柱
1.どんな本か
2.何について書かれているか
3.読んでどう思ったか

と言う柱があって、

3のどう思ったかを、
なぜなら、たとえば、もしも、だから
などで、つないでいって感想文を完成させよう。

という内容だった。

感想文に詰った時に読むと効果が出そうな本で、
悪い言い方をすれば、小手先の技術論が充実していた気がした。
・材料は3つぐらい用意しよう。
・書き出しの例文・方法。
・主語は変えると書きやすい。「ぼくは」だけでなく、「主人公は」など

感想文は意見だ。ということをしきりに訴えているが、
感想文が何かよくわからないのと同じぐらい
意見とは何かよくわかっていないのが、
ぼくにとってこの本を読む上での致命傷となった。

この本で、画期的で納得したのは、
「感動しました」は禁句にしようと書いていたところ。
確かに、感動もしていないのに、
とにかく行数を埋めるために感動しましたなんて書くと、
うそなんだから、あとあと感想が続くはずがない。

書評(10点中) 4点

「山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」 森鴎外

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

『読書感想文と仮病』

軽いめまいを感じた。
次第にめまいは強くなり、
まるで世界が回転しているような心持になり、
頭痛がしてきた。
だんだん顔は青ざめ、冷や汗が体中から出始め、
動悸ははやくなっていった。
口の中は唾液の量が増え、
吐き気を催し、私はたまらず嘔吐した。

上記の現象は、
乗り物酔いの一般的な症状です。

感想文を読んでると、
たまに、
はきそうになったとか、
青ざめたとか、
病状を訴えるものがある。
内心、嘘つけと思っていた。
ためしに乗り物酔いの症状をならべると、
感想文らしくなった。

ところどころ、本の内容をちりばめたら、
本物の感想文が出来る気がする。

厨子王が人攫いに会ったとき、
軽いめまいを感じた。
厨子王が拷問にあった描写では、
だんだん顔は青ざめ、(略)
安寿との別れでは、
口の中は(略)

僕のは仮病だけれど、
カーブの多い車の中で本を読むと、
たいていの人は、
上記の症状=感想が得られるので、
最後に、
やっぱり車の中で本を読むのは辞めようと思いました。
って、付け足したら、嘘じゃないし。

この本を読む前に、
感想なんかないだろうと思っていたので
ここまで用意して読んだ。

案の定、たいした感想はなかったんだけど、
高校のころ読んだころより面白く感じた。

昔は、
読み終わって、
「それで?だから何?それがどうした。こんなもの読むだけ時間の無駄だ」と思ってたものが、
今は、
読み終わって、
「へぇ~、ふ~ん」って感じになった。
浦島太郎とかの昔話を「めでたし、めでたし」で終わって
満足している子供のころに似ているかもしれない。
成長したのるのやら、子供返りしてるのやら、
分からない。

人間開放の問題を扱い、我を空しくして運命のままに生きる人間像を、あわれ深く描いた作品って、
背表紙に書いてた山椒大夫を読んでも、
「山椒大夫」って、題名の人物が悪人やん。おかしいわぁ。
ぐらいしか思わないけど、満足してる。

(10点中) 山椒大夫 5点 興津弥五右衛門の遺書 3点 阿部一族 4点 佐橋甚五郎 3点 魚玄機 4点 最後の一句 4点 じいさんばあさん 4点 高瀬舟 5点 寒山拾得 4点

『小学年に負けた』

ぼくは読書かんそう文がうまくなりたくて
べんきょうすることにしました。
小学生が読んで書けるなら、
ぼくにも書けるだろうという
あんいな気持ちでこの本を選びました。

本を読みはじめてすぐに、
読書クイズがありました。
ぼくのせいせきは
第1問 5問中1問正解
第2問 5問中すべて不正解
第3問 20冊の中に読んだことのある本0冊

ほんとにまじめにといたのに、
あんまりできなくて、
こんなものなのかなぁと思っていると、

 ほくは、じしんがああるのは、四問ぐらいで、あとは、あんまりわかりませんでした。
 とくに、よんだことのある本があまりないのに、ガックリです。
P10より

なんと
本をよむことも、かんそう文をかくこともにがてな、
小学3・4年生の、この本の主人公のつよしくんに負けていたのです。

まじで・・・
この本のレベルからおちこぼれるの・・・
名作とよばれてる本を
しょひょうとかぬかして、
点数つけてるんですけど。

読み終わるまで、
こころがおれたままでした。

いままで、小学生を見下していた自分が、
恥ずかしくなりました。
「つぎは負けないぞ!」
とまったく感じずに
笑うしかない自分に気がつきました。
小学生としんけんにしょうぶして負けるのが
こわいのから、
自然とこんなたいどをとって年をとってきました。
でも、こんどこそ、
ゆうきをふりしぼって小学生には負けないぞ。

-----------------------------
感想文ここまで

ほんとに読書クイズは1問しか当らなかったけど、
読書感想文に役立ちそうなことをメモ

書き出しのコツ
①自分も同じ経験
②本を読んだ感動から書く。
③本を読んだきっかけから書く。
④会話から書く
⑤本を読んで、一番心に残った文をつかって書く。
⑥疑問に思ったことから書く。

書き出しから結びを考えると、まとまりやすいし
結びも考えやすい。

読みながら、
何か感じたところを、付箋などでマークする。
読み終わったら、マークしたところを中心に
何を感じたんだろうと読み返す。

書き出しと、むすびの間に
マークしたところを小出しにして行数をかせぐ

題名をつけて
一番書きたいことをはっきりさせる。

その他、
面白い本の出合い方法に、
半分のページを費やしているので、
感想文のノウハウをもっと書いてほしかった。

「鼻/外套/査察官」 ゴーゴリ

  • 投稿日:
  • by

俺の能力は、すねる事。
俺はすねる事で、
どんな小説でも、
感想文を完成させることが出来る!

ジョジョの登場人物が、
自分のスタンドを誇らしく紹介するように、
僕は、上の能力には自信があった。

主人公の親が金持ち→すねる
主人公に一人部屋がある→すねる
主人公がなにか秀でている→すねる
主人公が人気者→すねる
主人公が美男子→すねる
主人公が青春を謳歌している→すねる
主人公が大学に現役合格→すねる
主人公が結婚してる→すねる
主人公が公務員→すねる
主人公の給料がいい→すねる
主人公が家をもってる→すねる
主人公が楽しそう→すねる
ハッピーエンド→すねる

どんな細なことでもほじくりだして、
ぐだぐだとすねた感想文を完成することが出来ると思っていた。

その感想文の評価は別として。

そういうわけで、
去年の7月ごろ、
赤毛のアンが失敗した後も、
読書感想文の応募を考えていました。

そのころ、
嫌がらせのような感想文でもいいから、
書いて出そうと思って、
選んだ応募先が、
光文社の「感想文コンクール2008」

課題図書で
高校・大学・一般部門(25歳以下)の課題図書が興味があったけど、
25歳以上なので、
もう一つ年上のコースの課題図書から選んだ本がこれ。、

で、
「鼻」「外套」まで読んで困った。
小説の意味が分からない。。。
すねる以前の問題だ。。。。

仕方がないから、
違う課題図書を読もうと、
応募要項をもう一度見たら、
高校・大学・一般部門(25歳以下)のもう一つ年上のコースは、
一般部門って2回続くので勝手に25歳以上と思い込んでいたけど、
大学・一般部門(25歳以下)!!!
一般部門で年齢を絞られた。
まさかの、25歳以上禁止!!!

ほんとに最初は気がつかなくて、読んでから気がついた。

--------------------
と、
読書感想文も書けそうになくて、
くじけてたので、
嫌らしい話、
25歳以上禁止で一回拗ねるたことをブログには書けるので、
しめしめと思ってました。

でも、
このコンクール何が選ばれるんだろうと思って
12月まで様子を伺っていました。

で、
12月の発表の日、落ち込んだ。
最優秀賞が
この小説の感想文だったからだ。
しかも感想文のタイトルが、
「この小説では感想文に書けない」
と主旨のタイトルだったので
(最初は感想文の内容は公表していなかった)
すごい敗北感を感じた。
20そこいらの小娘に
読書感想文で負けた。。。

このおかげで、
まじめに読書感想文に取り組んでみようと思いました。

書評 鼻(10点中) 3点 外套(10点中) 3点 査察官(10点中) 4点

WEB + DB PRESS

  • 投稿日:
  • by

2008年、もっとも心を打たれた文言

取り戻すのはコードの健康だけではありません。リファクタリングはプログラマの誇りも取り戻します。お客様のため、スケジュールのために技術的負債を追わねばならない状況は現実に押されて汚いコードを書くことは、プログラマである私たちにとって、わかっているけど、つらいことでもあります。汚いコードを書くたびに段々プログラマとしての誇りを切り売りしている気分になってしまったりもします。
リファクタリングでコードはきれいさを取り戻すとき、私たちプログラマは同時にプログラマとしての誇りを取り戻します。
WEB + DB PRESS Vol.37 P51より

定期購読しているWEB + DB PRESSのバックナンバーで読んで感動した。

勉強するためのコードは汚くてもいいし、
コードにコメントなんか書かなくてもいいとは思っています。
でも、運用していくソースは、もっとコーディングに時間をかけるべきだ。
伊勢神宮の建て替えのように、何回もリファクタリングすべきだ。

陶芸家が気に入らない陶器を叩き割るように、
自分のソールをむちゃくちゃに破り捨てたい。

ちゃんと記事も読んでないのに、
上の言葉だけで、つき動かされました。

と、いうわけで、
趣味は「読書」というHPをリニューアルするときに、
ソースを全部書き直すことに。

で、
小出しに更新出来なくなり、
袋小路に。

なんで、出来てるサイトのソースを全部書き直してんだろう・・・
一ヶ月、二ヶ月、時間がつのるごとに、
その思いが強くなる。
もう誇りなんかいらないから、早くHP更新したい。。。
プログラマの誇りを保つために、
HP作ってるわけじゃないんだし。

本で感動は一時的なものがいい。
まったく自分の生活とは関係ないものから、
影響を受けると、
最初のエネルギーはすごいかもしれないが、
根本的に変えようとして、
やっぱ辞めときゃよかったという思い出しかない。

当然、HPの更新が遅れたのは本のせいだ!
と言いたいのじゃない。

感動したのは、
自分の現状の心境をきれいに代弁してくれていたからだと思う。
だからと言って、
そこで唱えている打開案がきれいに自分に当てはまるとは限らない。

占いで
占い師が知らないはずの状況を見事に見破ると、
ほんとに未来も見通せると信じてしまう心情と似てるのかもしれない

「なつのひかり」江國香織

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
小説の基本情報 なつのひかり (集英社文庫)表紙
なつのひかり
江國香織
集英社
発売日:1999-05
定価:¥ 600
333ページ
アマゾンで詳細を見る

たまたま、新潮エンターテインメント新人賞の
江國香織の選評を読んでいて、
「小説は、何が書かれているか、ではなく、どう書かれているか、が問題で、だから言葉ですべて説明してはいけない。言葉は、一つ一つが全部起爆剤です。」
みたいな事を書いていた。
こんな風に小説を考えてるんだと思って、
久しぶりに読んでみたくなった。

で、
読んでみたこの「なつのひかり」は面白くないと思う。
江國香織の小説だったら、
これより面白い小説のほうが多い。

ある意味選評どうりというか、
何が書かれているか分からない上に、
起爆剤にもならない。
これほどまでに、
何が書かれているか分からないのは初めて。
ヤドカリが風呂に入ったり、
キャラメルの箱で電話をしたり、
いきなり外国に行ったり、
脈絡が見えない。
にもかかわらず、完全に不思議の国にしているわけでもない。
どこまで真に受けていいのかわからなくて戸惑う。

あとがきで、三木卓がいっているように、
江國香織は、言葉だけで感覚の快楽を味あわせてくれる珍しい作家と思う。
でも、この小説は、あまりない。

小説単品としてはいまいちだったけど、
ただ、今まで読んだ江國香織と比べるという面で言うと、メグが毛色が違ってよかった。
↓メグの登場シーン。

 なんということだろう。調子のはずれた歌みたい。ひどくちぐはぐな女の人だ。棒のように瘦せた手足と子供じみて平板な胸、頭に鳥の巣をのせたような、奇妙な髪の毛は黄色く脱色されている。(中略)陽気な顔つきなのに、おそろしく不幸な空気を漂わせた人だ、と思った。そのアンバランスが、独特のオーラとなって彼女をとりまいている。
集英社文庫 P55より

この小説は違うけど、
江國香織の小説は
主人公にいつのまにかシンクロして
主人公の感覚にどっぷりつかって楽しましてもらう。
主人公が好きなものは、読んでるほうもとても愛らしく思う。

独特の雰囲気をもつ江國香織の小説の中で
主人公の空気を読めなくて、
主人公に悪感情をもたれる登場人物を知らなかったので、
僕には目新しくて、メグが出てくるところは楽しめた。
メグが何をしても、悪く思われる。
主人公が気に入らないものは、ここまで言うかと思った。

書評(10点中) 3点