書評 3点の本: 2005年7月アーカイブ

サラリーマンよ 悪意を抱け
赤川次郎
新潮社 1984/01
定価:¥ 540

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速読するために、エジソンなど、伝記の簡単なものを読むのですが、 赤川次郎ほど速度に適した作家もいないと思います。 ただ、作品が多すぎて何を読んだか忘れてしまうため、 文庫の目録の最初から読むことにしました。 新潮文庫はまずこの本。

「サラリーマンよ 悪意を抱け」は初期の作品で、
作品のところどころで給料が8万円など物価の面で時代を感じるが、
ストーリー的には古いところを感じさせない。

サラリーマン系の話は赤川次郎がサラリーマンを
辞めたばかりの初期の方が面白いかなと思っていたらそうでもなく、
後の作品の方が哀愁を感じて好きです。

集録されている「われら、同胞たち」の、
どうせ死ぬのなら会社で死んだほうが遺族の補償がまったく違う。
会社員で死ぬときは会社で死ぬほうが遺族のためになる。
死体を会社に置いてこよう。
という考え方は新鮮。

書評(10点中) 3点
読みやすさ +0.5点

またたび回覧板 群ようこまたたび回覧板
群ようこ
新潮社 1998/12
定価:¥ 500

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5ページ程度のエッセイで、サザエさん感覚のたわいのない生活の面白エッセイ。
どうでもいいやん、作家の群の日常なんか私に役するところがないって感覚で読んだら、まったく面白くないエッセイだと思う。
正直、よく出てくる化粧などの話題は実感しない部分があって、ふ~んって感じでした。

確かにある程度は面白い。
でもかえって逆になんでこれほどに夏の100冊に選ばれてるのかが分らないので、群さんの小説に興味をもちました。
絵画自体はよくわからないけどこの絵画なんでこんな大金で売れてんねんやろ、みたいな感じであと何冊か群さんの小説を読んでみたいと思いました。

書評(10点中)3点
読みやすさ +0.5点
趣味は「読書」:またたび回覧板

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