書評 3点の本: 2005年10月アーカイブ

流しのしたの骨 江國香織 流しのしたの骨
江國香織
新潮社 1999/09
定価:¥ 540

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江國 香織の小説は、生活感を感じない。 何か、斜陽のお母さんみたいな印象を受けました。 ゆったりしているけど、狂気じみている。 登場人物がアーティスト肌というのか、 そんな感じがあります。

別に悪い意味でなく、
読んでいておとぎ話みたいな感じで気負わずに読めるので
たまに、江國 香織を読もうかなと思います。

ペットを飼った瞬間、
作中で死ぬと思いました。
小説では
作中でペットを飼う=死(+お墓)
という、僕はかってな先入観があります。
(物語が始まる前から飼ってるペットはその限りではないけど)

書評(10点中) 3点
読みやすさ +0.5点
趣味は「読書」:流しのしたの骨

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 井上ひさし井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
井上ひさし
新潮社 2001/12
定価:¥ 540

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わたしもそう題材に困っていません。妻に逃げられたときの、あの悲しさと開放感......あれなんか、まだ書いていませんからね。(爆笑) 新潮文庫 P269より
作品の内容より 書いてる作家自身に興味がいく人がいる。 井上ひさしはその一人。

何書いてても
「五体不満足」・「自閉症だった私へ」などの本と同じ感覚で、
「ドメスティックバイオレンスだった私へ」
って感じでどこか書いてる作者に意識がいってしまいます。

編集者が
「奥さん少し殴られてくれませんか?」
と、妻を殴りながらアイデアを生み出すなんて
小説よりも奇だ。
というか想像が及ばない。

内容は作文教室の講義内容を書き写したもの。
文章の基本や日本語のことなど浅くて広い講義内容。

受講者による「自分が今いちばん悩んでいること」というテーマの
原稿用紙一枚の作文が面白い。
作家ってやはり日本語に対する造詣が深いんだなと再認識。
素人さんの作文の添削はすごく的確で感服しました。

書評(10点中) 3点
読みやすさ +0.5点
趣味は「読書」:井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室

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