書評 5点の本: 2005年8月アーカイブ

贈られた手―家族狩り〈第三部〉 天童荒太贈られた手―家族狩り〈第三部〉
天童荒太
新潮社 2004/03
定価:¥ 500

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他国の貧困やテロに何が出来るか。
なにもしないのか。
家族に影響する社会問題。
児童虐待。
高齢者の性。
少女売春。

段々問題が広がっている気がする。
半分を超えても先が見えない。
本書で何か作者なりに答だすんやろうか、楽しみ。

問題を狂った犯人一人に集約して終わるんだろうけど。
この作家はそんなことをしない安心感がある。

書評(10点中) 5点
趣味は「読書」:家族狩り

遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉 天童荒太遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉
天童荒太
新潮社 2004/02
定価:¥ 500

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「愛とは何か、答えなさい」 新潮文庫P287より
現実はドラマとは違うのよ。と登場人物の台詞にあるけど、 やってることは、ドラマを超えてしまっている小説。 出てくる殺人者、読んでて、引きます。 2巻になって初めて、 天童荒太って理窟っぽい小説家だなと思いました。 理窟が通ってるから納得するので悪い意味じゃなくて。

書評(10点中) 5点
趣味は「読書」:家族狩り

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール 沢木耕太郎深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール
沢木耕太郎
新潮社 1994/03
定価:¥ 420

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これの前の1巻の内容を忘れたころに、あったので読みました。
正直、それだけ1巻は興味を持てませんでした。
なんか、裏に、豪快な旅をするって気構えがあるような気がして
自然っぽさを感じなかったからです。

2巻は、金がないといいながら旅をしている自分は裕福だと反省したり、
交替した電車の座席を占領されていいかえされなかったり、
ある意味もっと空回りしてます。
しかし、内省的なところが多かったり、
旅のきっかけが出てきたり、1巻よりはるかに面白かったです。

書評(10点中) 5点
趣味は「読書」:深夜特急

ブランコのむこうで 星新一ブランコのむこうで
星新一
新潮社 1978/05
定価:¥ 420

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子供が人の夢を旅する話。
人の夢は現実世界の価値観が反映されて作られており、
自分が作った同じ夢を毎日見ている。
夢から覚めたときにに一部分しか覚えていないため、
同じ夢を見ても新鮮という、星さん流の夢の解釈が新鮮。
他の人の夢を移るたびに、時には現実離れした夢の世界を渡り歩き、
夢世界を作っている人の現実の生活も覗き見る。
ネタがネタなので何時までも旅してたら、
楽に原稿料もらえるだろうなと考えて読んでたが、
間延びすることなしに奇麗に終わった。

書評(10点中) 5点
読みやすさ +0.5点
趣味は「読書」:ブランコのむこうで

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