書評 6点の本: 2006年5月アーカイブ

六番目の小夜子 恩田 陸六番目の小夜子
恩田 陸
新潮社 2001/01
定価:¥ 540

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「お薦めの小説はなんですか?」
本の話題になると社交辞令みたいな質問で
僕が、一番多く挙げている小説が
この「六番目の小夜子」
同じように
「新潮文庫の100冊で何かお薦めありますか?」
と聞かれてもこの「六番目の小夜子」を挙げてます。

この小説を挙げる理由は3つ。

1つめに、小説が軽いから。
人に
全七巻の「モンテクリスト伯」はいいですよ。
ぜひ読んでください。と薦められて
次ぎ合った時、
読みました?
読みました?
って、重い小説をやったら嫌がらせなので。

2つめに、小説がさわやかだから。
(特に話のつなぎとかの場合)
「トニオ・クレーゲル」とか
「知人の愛」とかを挙げる時のような
微妙な指向を探れる心配がないから。

3つめは、
六番目の小夜子」を挙げた時の
相手の反応を見たいから。
万が一相手が読んでて、
ちょっと、この本について感想を聞きたいから。

結末はこれでありなのかどうか。
正直僕はありなので。

確かに
推理小説で、
この事件の鍵を握ると思われる
謎めいた手がかりが、、、
なぜ、犯行現場でフルチンの男が踊っていたんでしょうか?
と、わけの分からん謎をひっぱるだけひっぱって、
最後の最後で、
あぁ、あれはたまたまの偶然で
たんに個人の趣味らしくて
事件と関係なかったみたいです。
というぐらいの
すかされた感はある。

再読
書評(10点中) 6点
読みやすさ +0.5点

趣味は「読書」:六番目の小夜子

以下相当ネタばれ注意
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1.小夜子を継続していたのは、黒川?
2.学園祭の台本を書いたのは、沙世子?
3.沙代子に手紙を送ったのは、黒川??

1,2も自信がないけど、
そう思って読んだんですが
特に3が、あれだけひっぱっていて
なんだこれ感あり。
せめて、
プロローグは沙世子に贈られた手紙のままがよかった。
それに美香子はいらなかった。

ほんとにもう一度加筆修正して欲しい作品。

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