書評 8点の本: 2006年1月アーカイブ

オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎
新潮社 2003/11
定価:¥ 660

アマゾンで詳細を見る
犯罪を止めることはできない。でも、真相は指摘できる。僕がその探偵本人であったら、こう叫ぶだろう。「何の茶番なのだ」と。自分はいった誰を救うのだろうか、と頭を掻き毟る。 新潮文庫P431より
2005年の新潮文庫の100冊の冊子で 解説を想像しながら読むのが 毎年の娯楽でそこから選んだ作品。

「未来が見える」カカシが殺された。未来が見通せるカカシがなぜ自分の死を阻止できなかったのか。
という解説に、
最初っから予知できへんかっただけやん
って突っ込みたくて
購入したんだけど、
カカシって人名と思ってたら
人の言葉を話す案山子でした...
突っ込む気も失せて冬まで放置。

ファンタジーは苦手なので
前半部の突飛な部分で一度挫折して
あまり期待せずに、
噂の作者なのでもう一度読みなおしました。

何年たっても、
人口が60億人いても
この作家にしかかけない小説。

変わってるので、
少しであらすじをうまく説明できない。
あまり書いても
読む前だと害だし、
たぶん長くてもうまく説明できないです。

ただ、
名探偵は、解決するだけで、救わない。
というのが一つのテーマ(と思う)。

「島の外から来た人間が
 この島に欠けているものを置いていく」
100年以上昔から言い伝えられているとおり
島の外部から来た主人公は、
島に欠けているものを埋めることができるかというお話。

本をよく読む人も、
あまり本に縁がない人も
一読の価値あり。

書評(10点中) 8点
趣味は「読書」:オーデュボンの祈り

このアーカイブについて

このページには、2006年1月以降に書かれたブログ記事のうち書評 8点の本カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは書評 8点の本: 2005年7月です。

次のアーカイブは書評 8点の本: 2006年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

書評 8点の本: 2006年1月: 月別アーカイブ

カテゴリ