「欲望」小池真理子

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欲望 小池真理子欲望
小池真理子
新潮社 2000/03
定価:¥ 700

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「私は別にバイロスの絵を見てオナニーなんかしたことないわ」私は笑った。「でも『仮面の告白』はやっぱりエロチックだった」 「感じた?」 「少しね」 「例えばどのシーンで?」 「主人公が『聖セバスチャン』の絵を見て射精するシーンで」 新潮文庫P388より
本筋とはほとんどといっていいほど関係ないシーンだけど、 一番個人的に衝撃的なシーン。 僕は「仮面の告白」の『聖セバスチャン』の絵を見て射精するシーンで 呆れて一度読むの辞めました。 それを。。。 しかもその後会話は、「僕もさ」なんて男も同調して続いてます。

小説は、三島由紀夫をうまいことミステリアスに使っています。

肉体的な愛と精神的な愛について、
NHKに小池真理子が出演しているのを見て、
そんなこと語ってたけど、わりと小池真理子の好きな
テーマなのかもしれない。
「欲望」は完成度が高いと思いました。
この後、以前書いた小池真理子の「恋」を読んで、
「欲望」と比べると
「恋」はすごく色あせてしまってしょうもなかったぐらい。

書評(10点中) 6点
趣味は「読書」:欲望

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このページは、hatirobeiが2004年10月 8日 21:45に書いたブログ記事です。

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