「こころ」 夏目漱石
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他に愛想を尽かした私は、自分にも愛想を尽かして動けなくなったのです。 新潮文庫 P259より「先生」がなぜニートになったかと言うお話。
近代日本の代表小説。
でも、
10年ぐらい前に読んで、なんかそれほどの好印象を持ちませんでした。
なんで印象悪かったのを忘れて
まぁ、馬鹿で分からなかったんだろうってことで、再読。
初めて読んだ時は、うじうじした印象しかなかった前半部が、
二回目だと、後半部と密接に関係した
緻密に計算された名作やなぁと感心しました。
すげぇ小説やって喜んでました。
読み終わって、
あとがきを読んだら、三好行雄という解説者が、
「こころ」は構想を変更したと書いており
実際作品にもそのようなくだりがある。
緻密に計算されたと思ったのに、
なんや行き当たりばったりかと思って、
喜んでる自分が馬鹿みたいで、
読み終わってからがっかりしました。
そうだ、10年前もこの解説読んで同じようにイメージが変わったんだ。
読後感がまったく異なるので
解説は基本的に褒めちぎってほしい。
書評(10点中) 6点
趣味は「読書」:こころ
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