「だって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記」中村うさぎ

だって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記 中村うさぎだって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記
中村うさぎ
角川書店 1999/01
定価:¥ 460

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もしかしたら私は、思いどおりにならなかった青春を、お金で取り戻そうとしているのかもしれない。 角川文庫P153より
シンデレラ願望というのがあるらしい。

そういえば、シンデレラは「魔法」をかけられた。
しかし、「魔法」といえるものは、
かぼちゃの馬車だけだった気がする。
彼女は「きれいな」ドレス=高級な衣装=ブランド品
を身につけたためにみすぼらしい女性から、
王子もほれる女性に変身したんだった。

あれが、魔法使いじゃなくて、
シンデレラの前で、そこらへんのおっさんが、
「これで服買ってこいや」
って、床に金を投げ捨てても話が
援助交際→ブランド購入→王子と結婚
みたいな流れで成立する。
(ガラスの靴、12時になっても消えなかったし)

そんなしょうもないことを考えながら読んでました。
はっきりいって、この本の
ひとりぼけ、ひとりつっこみの
エッセイのスタイルが嫌い。
これなら、あとがきの精神科医の先生に
「この現象はドーパミング効果を...」
とか冷静につっこんでほしかった。

文庫版のあとがきでは、
同じ人かと思うほど文章の腕を格段に上げている。
って、
だけじゃなくて、あとがき読んで分かるが
これ、少年少女向けに書いてたんだ。

書評(10点中) 2点
読みやすさ +0.5
趣味は「読書」:だって、欲しいんだもん!