「蜘蛛の糸・杜子春」芥川龍之介

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蜘蛛の糸・杜子春 芥川龍之介蜘蛛の糸・杜子春
芥川龍之介
新潮社 1968/11
定価:¥ 300

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芥川龍之介の中でも、 少年少女向けの短編を集めた文庫本。 再読。

カンダタは、利己心をもってしまったので、
天竺につながる蜘蛛の糸が切れてしまったんですよ。
へ~。って感じ。

道徳どうこうで作品の評価すると
今のハリウッド映画のようにマンネリ化する気がする。
この小説が、心理の一端を示している。
みたいなことを書かれると、
小説家は何様だと
少し鼻で笑いたくなる。
文体がどうこうとか言われても、
じゃあ、
国文学者が小説書けばいいやんと思う。

お話自体は面白い。
特に、この中で「白犬」がよかった。

あら、どうしましょう?春夫さん。この犬はきっと狂犬だわよ。
新潮文庫 P115より

この台詞のどこがいいの?
と聞かれたら、
道徳的な説明とかまったくできないけれど、
ただ、心の琴線に触れた。
としかいいようがない。
子供に虐められていた子犬が、
助けてもらった犬に、
「おじさんは一体何者なんですか?」
と聞く、くだりもいい。
「じゃあ名前だけ聞かせてください。僕の名前はナポレオンと云うのです。
新潮文庫 P120より

子供に虐められてた子犬がナポレオン!!!

芥川龍之介は、芥川賞からか、
ひちめんどくさいイメージが一新しました。

書評(10点中) 5点
趣味は「読書」:蜘蛛の糸

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コメント(4)

仁美 :

はじめまして
私も「蜘蛛の糸・杜子春」読みました
今は杜子春まで読んだんですが途中にあった蜜柑と言うお話・・・・中の私には何だか難しい話でした
蜜柑って結局どういったお話だったんでしょうか
優しいおじ様是非是非,仁美に教えてください
お返事待ってます

 はじめまして。
「蜜柑」
①おっちゃんが、電車に乗りました。
→おっちゃん(日常に疲れてテンション低め)
②電車には田舎もんの小娘がいました。
→おっちゃん(田舎もん嫌い)
③小娘はグリーン車に自由席の切符で乗ってました。
→おっちゃん(無礼もん嫌い)
④小娘はトンネルの中で窓を開けたので、
 煙がおっちゃんの顔に直撃しました。
→おっちゃん(小娘に切れる)
⑤電車はトンネルを抜けた。
→おっちゃん(ほっとする。)
⑥トンネルを抜けると、
 電車の外で、小さい子供たちが、
 遠くに行く小娘を見送りに来たのか、
 電車に向かって、一生懸命、手を挙げて、大声を上げている。
 子供たちに向かって、小娘は電車の窓から、
 5,6個の鮮やかな色の蜜柑を放り投げた。
→おっちゃん(見とれる)
⑦→おっちゃん(日常の疲れが和らぐ)

そんな、感情の起伏が忙しいおっちゃんのお話。

キティ :

蜘蛛の糸の読書感想文が書けません

おっ3 :

感想文は、
本を読んだ→
自分の体験にその本の内容と重ねれるところを探す→
本を読んだ後、自分の体験を見直す

蜘蛛の糸は
自分だけよければいいというのを書いた作品なので

蜘蛛の糸を読んで、
キティさんの自分勝手なことをした体験談を
日記のようにえんえんと書いて、
その体験談の後
だけど、この本を読んで
今は自分勝手なことをして反省している。

って書けば出来ると思います。

芥川龍之介が書いたからという
理由で反省する必要ないんだけど。
正直、大人になってもお釈迦様の心情がよくわからないんだけど
納得いかないところなど、
いらんことは考えないで
自分の考えをあるていど型にはめて感想文を書いた方が楽ですよ。

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このページは、hatirobeiが2005年12月 9日 19:36に書いたブログ記事です。

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