「わが名はレッド」シェイマス スミス
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「ああ、なるほど、記憶をちょっとばかり選り分けたわけだ。よくある話さ。人間の良心てのは、びっくりするほど健忘症に甘いからな」 ハヤカワ文庫P243ある赤ん坊が誘拐された。 誘拐犯は、医者を脅し、出生届を偽造させて、 赤ん坊とは面識もない女性を 誘拐した赤ん坊の戸籍上の母親として仕立て上げた。 女性は知らぬ間に母親になり、 赤ん坊は修道院で捨て子として育てられた。 約20年後、修道院で成長した少女は、 戸籍上の母親の存在を知るように仕向けられ、 生みの母であると疑うことなく、偽者の母親のもとを訪ねた。 そして、誘拐犯・レッド・ドックの復讐劇が始まった。 というお話。
復讐っていうのは、テーマとして面白い。
けど、あんまり、日本の小説にはそぐわない気がする。
いじめられて、
「このうらみはらさでおくべきか」の
魔太郎みたいなスケールぐらいしか
そもそも、日本に復讐するほどの土壌がない。
ゲームの「弟切草」も、
花言葉は「復讐」とかひっぱるのに
怪物の家族が騒いでるだけで、復讐?って気がする。
この小説は、
外国の修道院の虐待という背景があっての小説。
拷問の方法で、
アリの巣の近くで、
口を開けた状態で生き埋めにして、
アリに、胃の中の食物を気づかせた後、
内臓の中に大量のアリを這わすって
拷問の方法は想像もつかなかった。
書評(10点中) 7点
趣味は「読書」:わが名はレッド
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