「アラビアンナイトを楽しむために」阿刀田高
![]() | アラビアンナイトを楽しむために 阿刀田高 新潮社 1986/12 定価:¥ 500 アマゾンで詳細を見る |
僕が一番、男の夢と言って思い浮かぶのが
アラビアンナイト。
スケールの大きさに度肝を抜かれた。
「王は毎晩処女と交わり、
翌朝交わった女を殺す。」
たとえ、ドラゴンボールを7つ集めて願いを考えても、
僕のような小人には浮かばない。
権力を行使するというのはこういうことか。
と感動した。
「それを悲しんだ、大臣の娘シャーラザットは、
自ら王の夜伽を願いでる。
シャーラザットは夜が明けるまで、
無聊の慰めに王に不思議な物語を聞かせた。
夜明けごとに話は中断され、
王は物語の続きを聞くために、
シャーラザットを翌晩まで生かした。
そうしたシャーラザットの語る奇怪な物語は
千と一晩続いた。。。」
と言う、アラビアンナイトの大筋。
そんなふうに物語を始められると
すごく想像力をくすぶられる。
けど、
僕はアラビアンナイトを一巻で挫折しました。
阿刀田高もこの本で書いてるが、
アラビアンナイトの物語は、玉もあるけど
シャーラザット、よう殺されへんかったなぁっていう石が多い。
そんなアラビアンナイト、
とにかく簡単なあらすじと、
千一日の夜が過ぎた後どうなったか知りたくて購入。
全裸になった女は盛り上がるところは盛りあがり、くびれるところはくびれ、しかも、ああ、脚のつけ根に宿った椎茸のような唇のすばらしさよ。 新潮文庫P47より昼休憩に仕事場で読んでたので、 本の選択を失敗したと思いました。
この本はアラビアンナイトの中から
作者の気に入った12編を収録。
期待してた
アラビアンナイトの全体像が見えてこず、
(伝承を集めた話なので当然かもしれないが)
12編の面白話短編集。
書評(10点中) 4点
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