「機動戦士ガンダムSEED〈1〉すれ違う翼」矢立肇

機動戦士ガンダムSEED〈1〉すれ違う翼 矢立肇機動戦士ガンダムSEED〈1〉すれ違う翼
矢立肇
角川書店 2003/03
定価:¥ 580

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「キラ、どうして親友の俺たちが、戦わなければならないんだ!」
  →新たなファン層を取り入れ大人気放送
「こんな悲惨な戦争がいつまで続くんだぁ」
  →一連の「機動戦士ガンダム」シリーズの
    売上高は111億32百万円、
    売上構成比は41.9%
    ((株)バンダイナムコホールディング
    平成18年2月期 決算短信(非連結)より)

かつて僕は最前線で戦っていたと思う。
ガンダム商戦という戦場で。

当時、富野ガンダムが好きだった僕は
LDと言う奇怪なAV機器を買った。
LDはDVDよりも相当でかく、持ち運びに相当不便だった一方、
でかいので、おまけもでかかった。

バブルの熱が冷めやらぬ1990年前半。
LDを買うたびに「初回限定品」が増えていった。
出たときしか手に入らない「初回限定品」
お宝探偵団などの番組を横目で見ながら
若かった僕は「いつかこれは高く売れる」とどこかで思い出した。
自分はガンダムオタクであるという自負も手伝って
その後、お小遣い、お年玉、
毎週の習い事で往復の電車賃700円を自転車で往復することで浮かしたり
昼飯を抜いて昼飯代をためたり、
すべての金をガンダムにつぎ込んだ。

その後、
型崩れするので一度も開かれることない、
丸まったままのポスターが、洋服ダンスを占領したり、
結局一回も着なかった
後ろにGって書いてるだけの3万円以上の革ジャンなど
戦線は拡大していき、

とうとう
バンダイはおんなじ内容のLDを
初回限定を変えて投入してきた。

若かった僕は見境なく購入していった。
お金はあるだけつぎ込んだ。
ましてや、ストーリーなんてどうでもいい。
これは、ガンダムおたくだという、
プライドの問題だ!

ちなみに
内容がまったく同じ
ファーストガンダム(劇場版)のLDを3組持っている。
二組は(劇場版3部作セット)

なんでもかんでも赤くしてシャア専用として売られたり、
5年おきにガンダム生誕○年記念限定とか出されたり、
高校生の小遣いでは収拾がつかなくなって、
LDがごみになった時、
僕のガンダムは終わった。

大人になって思うのは
バンダイってむちゃくちゃエリート集団やんけ。
多分、僕より学歴も高くて、収入も多いくせに
子供のお年玉せびりやがって。
今ガンダム見て
「そんな甘さでは、戦場では死ぬぞ!」
とか
受験戦争や出世競争を勝ち上がってきた
エリート階級の台詞かと思うと
むちゃくちゃ腹立つ。
(最悪のひがみ)

これは今回読んだ小説の感想
ガンダムって冠がついている以上
内容はどうでもいい。

これはガンダム商戦が激しく戦っていたころの感想。

「バン○イは、

  ファンの骨まで

   しゃぶる気かぁぁぁ」

書評(10点中) 3点
読みやすさ +0.5点
趣味は「読書」:機動戦士ガンダムSEED