「白い犬とワルツを」テリー ケイ
![]() | 白い犬とワルツを テリー ケイ 新潮社 1998/02 定価:¥ 580 アマゾンで詳細を見る |
再読。
山がなくてだるいなぁぐらいのイメージだったけど、
前に読んだよりよかった。
このごろ、
パブロフの犬化してしまったと思うぐらい
「死」という
フレーズが出てきただけで、
涙ぐんでしまう。
あんまり、
「愛」とか「友情」とかで泣かないし、
小説で絶対嬉し涙ながさないなぁ、
僕はかわいそうという感情でしか泣かんのかな
と、ふと思った。
どーでもいいが、
このごろ、
本屋にポップが増えて、
ポップがないところと比べて
華やかで、
(本屋さんを信じてるわけではないが)
お薦めするぐらいならと、
決まった本がないときは選んでしまう。
この本は、
ポップの先駆けって聞いたけど
裏表紙の解説が疑問。
裏表紙に
「大人のための童話」って書いてるけど、
童話って辞書上では
「子供のために作られた話」(大辞林 第二版)
なので
「大人のための子供のために作られた話」
日本語変なような。
言いたいことはわかるけど、
大人に「童」がつくと変な感じ。
まだ、
大人のためのメルヘンやお伽噺の方が
ましなんじゃないかなと変なところが気になった。
また、裏表紙解説の
「あなたには白い犬が見えますか?」
という、問いかけが分からない。
白い犬が「不思議」な点は、
サム以外の前にあまり姿を見せない。
サム以外に触らせない。
他の犬がほえない。
異様に白い。
って、ぐらいで、そんな不思議かと思う。
結局、登場人物見えてるし、
小説でみんな見えてるって書いているものを
僕には見えませんって、
文章理解してないやん。
なんか、
無理やり感動させようという下心を感じる。
要は、
ポップを立てないと
あまり注目されない話に山のない
名作かもしれないけど
あんまり、
他人が商魂が逞しく宣伝すぎるとうんざりする小説で、
他人の感想よりも
自分の思い出と照らし合わせて
一人で浸っときたい小説と思いました。
(読んでる人から見るとこのブログ自体、人の感想なんだけど)
この本で無理やり読書感想文書かされるなら、
僕のおじいちゃんは・・・
って、自分のおじいちゃんを
引き合いに出して
自分の領域に持ってきて書くのがいいんかも。
(このごろ読書感想文でたどってくる人が多いので)
書評(10点中) 5点
趣味は「読書」:白い犬とワルツを
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