「アンネの日記」アンネ・フランク

小説の基本情報 アンネの日記 (文春文庫)
アンネ フランク
文藝春秋 2003-04
定価:¥ 880
597ページ
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以前、読書ゴマすり文を書いたときに、
うまく書けなかったけど、
ブリアンさんという第三者に向けて
読書感想文を書くのは楽しかった。

で、
自分の日記にキティと名付け、
キティへ手紙を書くように
と日記を書いている
作者アンネ・フランクの発想はすごいなと
興味をもって読むことにしました。

あなたになら、これまでだれにも打ち明けられなかったことを、なにもかもお話できそうです。
どうかわたしのために、大きな心の支えと慰めになってくださいね。
文春文庫P13より

可哀想に、まさか、全世界に公開される事となろうとは・・・。
書かれていることは、
多感な時期の二年間、ユダヤ人がナチから隠れての日々の暮らし。
戦争の見通しもたたない状態で、
閉ざされた空間で、食料も少なく、
両親との摩擦や、みんながいらだっている中で、
自分を制御しようとしている女の子の日記。

隠れ家という特殊な状態のため、
登場人物は限られそれぞれの個性が描かれている。
何の予兆もなく、いつものように、
「じゃあまた」と日記を締めくくりながら、
日記は突然に途切れ、
8人のうち7人が収容所で死んだということに
救いのなさを感じる。

あとがきに、アンネの平和へのメッセージとか書いているけど、
こんな風に日記が反戦物として使われているのがどうもひっかかる。
読みものは書き手の意図どおり読む必要はないだろうけど、
作者の意図と、
読まれ方が一致していないような。
アンネ・フランクが戦争の犠牲になったのは、
戦争反対の理由にはなるかもしれないが、、
「アンネの日記」を反戦もののテキストとして読むのは
曲解しているとさえ思うんだけど。
そんな意味で、
これからもアンネの日記の扱われ方へは興味がある。

戦争ものとか抜きにして、
アンネの悩みながら成長しようとする姿勢はすごいなと思う。

ただ、長いので飽きた。

ところで、
最初は、このアンネの日記の感想も、
アンネの日記の真似した書き方してました。
この書き方真似たら、
愚痴も活き活き書けるかなと思ったんですが、
失敗しました。
どうも、おっさんの愚痴は想像以上にぐだぐだになるなぁ。

じゃあまたこんど、おっ3より

livedoor Blogでの、おっさんの読書感想文はここで終わっている。

書評(10点中) 5点
秋の100冊で選ばれたの完全版じゃなくて、決定版だ。。。