書評 2点の本の最近のブログ記事

緋文字 ホーソーン緋文字
ホーソーン
新潮社 1957/10
定価:¥ 460

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「なぜそんな笑顔をなさるの?」男の眼の表情に不安を覚えてヘスターはきいた。「あなたは町のまわりの森によく出る魔王のような方ですか?わたしの魂を滅ぼすような淵に誘いこんだのですか?」 「お前の魂じゃない」男はまた笑いを浮かべて答えた。「お前のではないよ」 新潮文庫P44より
新大陸入植初期の時代。 戒律の厳しい清教徒の街で、 先に入植した街で私生児を宿したために、 さらし台に立たされた上に 一生胸に姦淫の印である「A」の文字を付けて 迫害されてながら生きることになった へスター・プリン。 迫害されながら成長していく 無邪気で残酷な一面を持つ 私生児、パール。 妻に裏切られ、素性を隠しながら パールの男親への復讐をはかる、 年老いたへスター・プリンの元夫。 そして、へスターが隠し続ける、 パールの男親は誰なのか… というお話。

と書くといかにも名作そうだが、
5年も家の本棚に眠っていた本。

すごく翻訳が分かりにくい。
直訳っぽい。
一文が長くて、どこを形容しているかわからない。
一応、筋をおっただけで、
よくわかってないです。

偏見だけど、
1950年代以前の翻訳本は読みにくい。

書評(10点中) 2点

だって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記 中村うさぎだって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記
中村うさぎ
角川書店 1999/01
定価:¥ 460

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もしかしたら私は、思いどおりにならなかった青春を、お金で取り戻そうとしているのかもしれない。 角川文庫P153より
シンデレラ願望というのがあるらしい。

そういえば、シンデレラは「魔法」をかけられた。
しかし、「魔法」といえるものは、
かぼちゃの馬車だけだった気がする。
彼女は「きれいな」ドレス=高級な衣装=ブランド品
を身につけたためにみすぼらしい女性から、
王子もほれる女性に変身したんだった。

あれが、魔法使いじゃなくて、
シンデレラの前で、そこらへんのおっさんが、
「これで服買ってこいや」
って、床に金を投げ捨てても話が
援助交際→ブランド購入→王子と結婚
みたいな流れで成立する。
(ガラスの靴、12時になっても消えなかったし)

そんなしょうもないことを考えながら読んでました。
はっきりいって、この本の
ひとりぼけ、ひとりつっこみの
エッセイのスタイルが嫌い。
これなら、あとがきの精神科医の先生に
「この現象はドーパミング効果を...」
とか冷静につっこんでほしかった。

文庫版のあとがきでは、
同じ人かと思うほど文章の腕を格段に上げている。
って、
だけじゃなくて、あとがき読んで分かるが
これ、少年少女向けに書いてたんだ。

書評(10点中) 2点
読みやすさ +0.5
趣味は「読書」:だって、欲しいんだもん!

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