外国の作家: 2006年2月アーカイブ
![]() | かもめのジョナサン リチャード・バック 新潮社 1977/05 定価:¥ 500 アマゾンで詳細を見る |
一日一冊とか、
読書感想文を提出しなくてはならないとか、
そういう人にとって、
名作とは、薄い本のことではないだろうか。
その上、ページの合間に写真なんか入ってると、
うひょーって、
感激しながら、ぱらぱらページをめくれる。(写真なんか見ない)
おまけに、名が通った小説で、
インテリぶって、また一冊読了しちゃったよ。
やっぱり、リチャード・バックはいいね。
とかなんとかいえる快感を味わえる、
薄い、写真でかせげる、世間に名作といわれてる、
3点セットそろった名作がこの本。
そういう下心が見えそうでやだなぁ
と思い、木を隠すならなんとやらということで、
いっぱい読んでるときに、ちらっと読んどく予定だったんだけど、
あまりにも今月は冊数が少ないのでお世話になりました。
本の内容は、嫌い。
五木寛之が翻訳をしてたので、
五木寛之ってこんな本を押すのか…とがっかりしてたら逆。
しかし、この物語が体質的に持っている一種独特の雰囲気がどうも肌に合わないのだ。ここにはうまく言えないけれども、高い場所から人々に何かを呼びかけているような響きがある。
新潮文庫P137 五木寛之の解説より
この本を読むのなら、五木寛之の解説がいい。
なぜ、この本がベストセラーになったのか。
自由、愛、高尚など、
観念ばかり先走っている。
かもめだから、
まず速く飛ぶことってなっているが、
人間だったら何を求めているのか。
こういう本こそ、
考え方に影響を受けやすい子供に有害と思うので、
陸上部の人間以外は
18歳以下禁止にしたほうがいいと思う。
再読
書評(10点中) 3点
趣味は「読書」:かもめのジョナサン
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昔、捨てた女性を、
俺に未練があるんなら
尼寺行け、尼寺!
って、追い立てるのが、面白く、
ハムレットをテキストで英語を習ってた人に、
ほんとに、尼寺って訳でいいん?
って聞いたら、笑ってかわされたけど、
ほんとうのところどうなんだろう。
僕は誉め殺しされやすいタイプで、
誉められるとすぐ満足してしまう。
けなされてる方が、
モチベーションを保ちやすい。
生まれてきてこのかた、
偏差値30代で東大に行くと明言して、
2浪に突入して、
そうとうあほと思われてるんだろうなって
感じてる時ほど
モチベーションがあがったことはなかった。
ハムレットもそんな性格なのか、
父の復讐心がしおれることを恐れ、
自ら狂人を演じた。
演劇を見たことがないので、
本を読んだ感想でしかないが、
ハムレットって、
そんなに名作、名作って言うほど名作か?
と、思う。
ハムレットは、
優柔不断の父の復讐者ってぐらいしか、
ハムレットの性格はなく、
魅力的なことはない。
ハムレットがレイアーティーズに乱暴を?いや、ハムレットがしたのではない。もし理性がおかされ、意識がないとき、ハムレットがレイアティーズに乱暴をはたらいたとすれば、それはハムレットの仕業とは言えぬ。ハムレット自身、それを否定する。それなら、何者の仕業か?ハムレットの狂気がやったのだ。そうなったらハムレットも被害者の一人、狂気は非力なハムレットの敵ということになる。レイアーティーズ、頼む、こうしてみんなの前で、その寛やかな心のうちにハムレットを温かく包み入れてくれ。
新潮文庫P187より
ちなみに、レイアーティーズさん、ハムレットにお父さん殺され、ハムレットが原因で妹は狂い死にに追い込まれてます。
その上、殴りかかられた時の、ハムレットの言い訳が上の引用。
こんな理屈が通るか!?
どちらかというと英語のテキストに使う人が多いので、
名作って言わないと、多くの人の労力が無駄になるから、
名作ってなってるんじゃないか、
と意地悪く思ってしまう。
95年ごろの新潮の夏の100冊の帯がついてるくらい前の本で
3回目ぐらいの再読。
違う人の訳を読めばよかった。
再読
書評(10点中) 4点
趣味は「読書」:ハムレット
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