外国の作家: 2007年7月アーカイブ

タイムマシン (角川文庫)表紙
タイムマシン
H.G. ウェルズ
角川書店
発売日:2002-06
定価:¥ 500
270ページ
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手塚治虫は「火の鳥」で西暦3404年、一度人類を死滅させ、
田中芳樹は「銀河英雄伝説」で西暦2801年に宇宙暦1年として生活圏を太陽系外に移し地球を辺境とする。
(機動戦士ガンダムは、西暦2045年が、UC1年という説が昔はあったらしい)
SFで、未来人類をどう書くのか興味があります。

おそらく、現在の作家が未来を描写する場合、
環境問題や、強力な破壊兵器が存在する以上、
地球に生活圏では、西暦が5000年も続くと考えないと思う。

この小説は、
環境問題や、強力な破壊兵器が存在せずに、
地球の生活圏に危機感を持たなくてもすんだ昔の作家が
802701年、地球の未来を描いた小説。

人類は快適な安易な生活を求め、安定して永続的な調和の取れた社会という標語のもとに、たゆまず努力して、その目的を達した――それがこんな結果を招くとはね。
(角川文庫 P100より)

人類は自然を征服した。
社会は資本家と労働者に分かれ、
労働者は地下に押し込まれて労働を強いられ、
目的がなくなった資本家は行動する必要がなくなり退化していった。

この小説の面白いと思ったところは
目の前の光景を見て、
なぜ、人類がどのような歴史をたどってこうなったかを
主人公が考えているところ。

確証がとれないのだから、
しょうもないものを見て、
もっとむちゃくちゃな推論があっても
面白かったかもしれない。

(ところでドラえもんのタイムマシンで人類滅亡の未来まで行った事あったのかな?)

書評(10点中)
タイムマシン 7点
盗まれた細菌 3点
深海潜航 4点
新神経促進剤 4点
みにくい原始人 2点
奇跡を起こせた男 4点
くぐり戸 6点

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