外国の作家: 2007年12月アーカイブ

十五少年漂流記 (新潮文庫)表紙
十五少年漂流記
ジュール・ヴェルヌ
波多野 完治
新潮社 1951-11
定価:¥ 420
285ページ
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そろそろ読書感想文にも
飽きてきたので、
今回は、
十五少年漂流記のブリアンにゴマをする、
読書ゴマすり文を書いてみます。

十五少年漂流記を
読ませていただきました!
ブリアン様は、
以前から、われわれと違うと思っていましたが、
こんなすごい経験をつんでおられたなんて思いもよらなかったです。
2年間も十五人の半分が幼年期の子供たちだけで
無人島で過ごすなんて奇跡っスよ。

バクスターが作った記録をもとに作っている本にもかかわらず、
ブリアン様の賛辞ばかり。
ブリアン様のことだから、
本に書かれていない活躍のほうが多いんじゃないんっスか?

ただ、本を読んでいて残念に思ったのは、
もっと、強引に、
ブリアン様をサポートする人間がいなかったことです。
北東に見た島影など、
ブリアン様の意見を積極的に採用していれば、
もっと早くこの島を抜け出せたのに。
すごく歯がゆい思いがしました。
私自身はなんの役にも立ちませんが、
もし、私がこの十五人の一員であれば、
ブリアン様意見を強く押して、
ブリアン様のお役に立てた気がしてしかたありません。

チェアマン島で貫かれた三つの精神
一、一度行うときめたことは、必ずやりぬくこと。
一、機械を失ってはならない。
一、疲れを恐れるな、疲れることなしには、値うちのある仕事はなしとげられない。
は、これからの私の生きる指針とし、
辛いことがあったとき、
一人ではとても立ち直れないと感じたとき、
十五少年漂流記を開くことにします。
十五少年漂流記は、私の座右の書です。

もし、ブリアン様自身からチェアマンの精神を
ご教授していただいたらこれに勝る幸せはありません。
やっぱり、ブリアン様は最高っスよ。

書評(10点中) 3点

仕事は派遣のプログラマーをしている。
仕事が終われば、違う現場に行かされる。
「出来ません」
と言えば、
「いいよ、じゃあ、他の人雇うから」
という雰囲気がある。

当然のことながら、
僕は働いた分の給料は頂いているが、
働かなければお金がもらえない。
一方で
駐車場を貸しているだけで、
僕の一ヶ月働いたのと同じか、
それ以上のお金をもらっている人がいる。

資本とは「自己増殖する価値の運動体」のことらしい。
「うちには、金のなる木はないねんで」
と、昔、親によく怒られた。
無駄遣いするなと言っていると思っていたが、
問題なのは
働かずに生活できる「金のなる木」=資本を手に入れ、
ブルジョア階級になれということだったのだ!

ブルジョア階級が、すなわち資本が発達するにつれて、同じだけプロレタリア階級、すなわち近代労働者の階級も発展する。かれらは、労働を見出すあいだだけ生き、かれらの労働が資本を増殖するあいだだけ労働を見出す。この労働者は、自分の身を切り売りしなければならないのであるから、他のすべての売りものと同じく一つの商品であり、したがって、一様に競争のあらゆる変転に、市場のあらゆる動揺にさらされている。
岩波文庫 P51より

体も動かしていない株主に対して、
身を削って働いている労働者が
ぺこぺこしなければならない社会が納得いかない。

資本≒金が大事なのか、
働くことが大事なのか、
ここらへんの基準が自分ではっきり区別が出来ない。
働くことは尊いが、
偉いのは金を持っているやつだ
って変じゃないかと思う。

マルクス・エンゲルスは
個人に蓄積するような、資本を制限、廃止しようとし、
ブルジョア階級を廃した、労働者だけの社会を作ろうとした。

昔、聞いたとき、
なんで、
労働を機械とか、猿とかにさせて(←猿の惑星の影響)
労働者を廃して、ブルジョアだけの社会にしないのと思った。
でも、今思うと、
すぐに資本を売って一時的な金を得る人がでて、
資本はかたよる。
全員が横一線にするには、労働者だけの社会じゃないとだめなのかなと思う。

初めて読んだけど、
思った以上に
家族の廃止など、過激な本だった。

国による違いをなくし、全世界を共産党にする。
宗教、道徳も統一する。
宗教、道徳などの価値は、支配階級によって決められてきた。
なら、その支配階級に共産党がなるんだから問題ないだろ?
みたいに読めてしまう。

今、これだけ格差社会といわれている。
消費税上げるより、
累進課税と、相続税あげろよ
と思う。
別に、特別共産党を支持しているわけでもないけど
共産党は、なになってんだと思う。

なんかだんだん、
読書感想文っぽくなくなってきたけど・・・

今回の読書感想文は、
僕もブルジョアのほうに入りたいなと書き出しで、
入れなさそうなのをうすうす感じているときに、
この本を読んで、プロレタリアートの立場で
ブルジョアに対するひがみが強くなりました。
という趣旨の読書感想文でした。
これ以降は、さらに単なるひがみからでた妄想です。

仮面ライダーは
原作は石森正太郎だが、
作家さんは
赤軍派のころに落ちこぼれたエリートが
どこか世界制服の妄想を捨てきれずに書いたものだ
と小耳に挟んだ。

ショッカーというと、

世界政府とか偉そうな事をいいながら、
幼稚園児をいじめているだけ
のイメージが
仮面ライダーを見たこともないのにあったが、

時代劇で悪代官が退治されるみたいに
現代の資本家が

「働きもせずに威張り散らしやがって!
 この利益にたかるだけのハイエナめ!」

と、ショッカーの怪人という名の変態に
さんざん苛め抜かれて、
最後の最後に、おまけで仮面ライダーが現れて、
怪人を懲らしめ、(資本家は救えなかったが)めでたしめでたし

という、時代劇以上のストレス解消痛快活劇なのかなと思って
レンタルで借りてきて見てたら、
そうでもなかった。

書評(10点中) 5点

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