た行の作家: 2005年9月アーカイブ
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死ぬしかないからだよ。こんな世界で苦しむなんて、もううんざりなんだ。 新潮文庫P351より世界中には食べ物も食べれない子供もいるのに... など、黙殺している、または説教の文句にしかつかわないことを、 テーマの一端に置いて、空回りさせないところが、 すごい小説だと思いました。 普通の作家が、こんなのテーマにしたら、 鼻で笑われる思う。
情けないことに、
最後の方で、読みながら涙流して泣いてしまいました。
書評(10点中) 6点
趣味は「読書」:家族狩り
![]() | 途中下車 高橋文樹 幻冬舎 2005/08 定価:¥ 480 アマゾンで詳細を見る |
ぼくは妹と恋人という二つの要素を対立させずに、何とか上手く融合させて新しいものとして名付け、理名の事をその名で呼ぼうといつからか思っていた。 幻冬舎文庫P124より
昔、一冊読む根気がなくて、夏の100冊の冊子の解説を読んで、
かってに本の内容を想像するのが好きでした。
最近、夏の100冊の冊子が
解説を集めた単なる目録になってる感があって
正直ちょっとがっかりしています。
2005年、各出版社の冊子を読んで一番読みたいと思ったのが
この「途中下車」。
冊子には、ただ、
「僕は妹を愛し抜く。そう、決めたんだ。」
これしか書かれてませんでした。
萌え系って言うのは、言葉だけ聞きなれてしまって、
実際のところよく知らなかったのですが、
とにかく、とんでもなく勘違いのダメ作者が、
勝手な妄想で
SF・ファンタジック・スペクタクル・ロマン・萌え系というか、
新たな世界観を期待して、
笑う準備をして即購入しました。
少し長めの裏表紙の解説を読んで→ちょっと違うかな。
いきなり書き出しの難しい文を読んで→へ~。
プロフィール読むと作者が東大出身→ふ~ん。
ネットで作者が案外男前で→楽しみ半減。
作者のコメントには、妹の恋愛が問題視されていますが、恋愛小説です。
とのこと。
妹との恋愛が問題視されている、今書かれたから、
(萌え系についての問題意識が浅いにもかかわらず)
幻冬舎の100鮮に選ばれた小説と思う。
2001年に書かれたことを考えると先取りしてたかもしれない。
書評(10点中)3点
趣味は「読書」:途中下車
![]() | 巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉 天童荒太 新潮社 2004/04 定価:¥ 540 アマゾンで詳細を見る |
ハードボイルド的なストーリーを期待して読んだ本だったが、
少し落ち着いてしまった。
巣藤の成長は読んでてすがすがしい。
落ち着いたと言いながら、
一冊を読む期間は短くなってます。
長編ははまると、
登場人物に感情移入しているので
ストーリーに大きな波がなくても、
楽しめるので幸せです。
書評(10点中)5点
趣味は「読書」:家族狩り
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